paxコマンドをご存知でしょうか?
paxは「portable archive interchange」の略です。
「アーカイブ・ファイルのメンバーを取り出して書き込み、リストする」ことができるコマンドです。
paxコマンドですが、コマンドリファレンスにもあるとおり「32256 byte」までが指定可能範囲となっています。
「-vf」や「-rv」、「-f」でreadする際のブロックサイズは、「-x pax」の指定がある場合は「10240 byte」で読み込み、「-x pax」の指定がない場合は「32768 byte」で読みに行きます。
そのため、以下の場合は「10240<32256」 となるため、エラーとなります。
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pax -x pax -wf /dev/rmt0 -b 32256 /share/backup |
以下の場合は、「32768 >32256」となるため、読み込みが可能となります。
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pax -vf /dev/rmt0 |