linuxを操作していると避けられないshell。
その中でも使いこなせると超便利なのがawkコマンドです。
今回は初級編として、まずawkを使うところからやってみましょう。
基本形の文字の区切りから見てみましょう。
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# cat /etc/sysconfig/network | head -1 NETWORKING=yes # |
この内容を「=」で分割してみます。
「|(パイプ)」でawkコマンドに渡してあげます。
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# cat /etc/sysconfig/network | head -1 | awk -F= '{print $1}' NETWORKING # |
「awk -F= ‘{print $1}’」の部分が肝ですね。
ちょっとわかりづらいですが、-Fのあとの「=」が区切り文字です。
「'{}’」の中がawkのサブファンクションを実行する箇所です。
一般的にはprintが良く使われます。
その名の通り、表示してくれます。
「$1」は分割した1つ目です。上の例では「$2」を表示していませんが、分割した2つ目は$2にはいります。
ちなみに、「$0」には分割前の情報がはいっています。
$0、$2の中身を確認してみましょう。
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# cat /etc/sysconfig/network | head -1 | awk -F= '{print $0}' NETWORKING=yes # # cat /etc/sysconfig/network | head -1 | awk -F= '{print $2}' yes # |