ファイルの差分確認にはdiffコマンドを使用します。
以下の内容のファイルがある前提で実際に実施してみます。
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# cat /root/redhat-release-test2 CentOS release 6.9 (Final) zzzzz # cat /root/redhat-release-test CentOS release 6.9 (Final) xxxxxxxx xxxxxxx # |
続けて、差分を確認してみます。以下のように実行します。
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# diff 確認元ファイル 確認相手のファイル |
実際に確認してみます。
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# diff /root/redhat-release-test2 /root/redhat-release-test 2c2,3 < zzzzz --- > xxxxxxxx > xxxxxxx # |
「2c2,3」の「c」は変更 (changed)を表しています。
他には「a(追加)」、「d(削除)」があります。
「2c2,3」は、確認元ファイルの2行目が変更され、確認相手のファイルに2行目、3行目が追加されたことを表しています。
「<」で始まる行が差分があった確認元のファイルの内容です。
「>」で始まる行が差分があった確認相手のファイルの内容です。
diffコマンドは、「zzzzz」が「xxxxxxxx」と「xxxxxxx」に変更されたと言っているわけです。
変更、追加、削除がありますが、要はファイルの内容が異なっていることを示しているので、「c」「a」「d」の箇所は特に意識しなくても大丈夫です!
「>」「<」の箇所をみて、差分の有無と内容を確認しましょう!