普段、変数をエクスポートする場合は、以下のようにexportコマンドをつけることでエクスポートしていると思います。
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# export kamo="hoge" |
あまり知られていませんが、自動でエクスポートする方法があります。今回は変数を自動的にエクスポートする方法をご紹介します。
「set」コマンドの「allexport」オプションを使用します。
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# set -o allexport |
このコマンドを実行したあとは、変数を定義するたびに自動でエクスポートされることになります。
実際にやってみましょう。
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# set -o allexport # kamo="tora" # export |grep kamo declare -x kamo="tora" # |
kamo=”tora”で実行した内容がexportされていることがわかります。
「allexport」オプションを修了する場合は、以下のように「+」を用います。
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# set +o allexport |
ちなみに、以下のように「-a」オプションをつけることでも、自動でエクスポートされるようになります。
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# set -a |
便利だけど、意外と知られていないオプションでした!是非活用してみてください!