「load average」について
「load average」は以下のコマンドで確認ができます。
- uptime
- w
- top
- sar
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# uptime 13:30:03 up 63 days, 22:10, 1 user, <strong>load average: 0.78, 0.61, 0.45</strong> # |
uptime、w、topについては「load average」の文字の横に数値が表示されます。左から順に、1分、5分、15分の間に、単位時間あたり待たされたタスクの数、つまり平均的にどの程度のタスクが待たされていたかを確認することができます。
この値が高い状態にあるときは、タスクの実行に待ちが生じている状態であり、負荷が高くなっている状態ともいえます。
なお、sarコマンドの場合のみ表示方法が若干異なります。
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# sar -q 1 1 Linux 2.6.32-696.1.1.el6.x86_64 (kumatora.net) 07/30/17 _x86_64_ (3 CPU) 13:41:25 runq-sz plist-sz ldavg-1 ldavg-5 ldavg-15 13:41:26 0 151 0.00 0.00 0.00 Average: 0 151 0.00 0.00 0.00 # |
ldavg-1や「ldavg-5」、「ldavg-15」となっているのがload averageです。順に、1分、5分、15分の間に、単位時間あたり待たされたタスクの数を表しています。