ncコマンドでportが空いているかのチェックを実施することができます。
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nc -z ホスト名 ポート番号 |
詳細情報を表示したいときは「-v」オプションを使用します。
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nc -v -z ホスト名 ポート番号 |
ポートの範囲を指定する場合は、以下のようにします。
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nc -v -z ホスト名 <ポート番号ここから>-<ポート番号ここまで> |
例えば、「kamotora.net」のポート443~444が空いているかを確認する場合、以下のように実行します。
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nc -v -z kamotora.net 443-444 |
では実際に実行してみましょう。
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[root@kamatora ~]# nc -v -z kamotora.net 443-444 Connection to kamotora.net 443 port [tcp/https] succeeded! nc: connect to kamotora.net port 444 (tcp) failed: Connection timed out [root@kamatora ~]# |
443については「succeeded」、444については「connection timed out」になっています。
443はポートが空いており、444についてはポートが閉じていることがわかります。
ちなみに、ncコマンドの実行対象は自身が管理するサーバだけにしてください。
自身の管理するサーバ以外への実施はサイバー攻撃とみなされかねません。
ご利用の際にはご注意ください。