コマンドの実行時間を計測できるtimeコマンドをご紹介します。
使い方は簡単。
実行するコマンドの前に「time」を付けます。
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time コマンド(引数も含む) |
例えば、「ps -ef 」コマンドの実行時間を計測したい場合、以下のようにします。
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# time ps -ef > /dev/null real 0m0.016s user 0m0.002s sys 0m0.014s # |
※表示が多くなってしまうので、「ps -ef」の実行結果を「/dev/null」にリダイレクトしています。
「real」で表示された時間がかかった時間です。「user」はユーザ時間、「sys」はOS(カーネル)が処理をした時間です。
ユーザ時間ってわかりづらいですが、プログラム自身が処理をしている時間のことです。プログラムからカーネルに処理がわたる部分についてはOSが処理をする時間として計上されます。