timeoutコマンドでコマンドのタイムアウト時間を設定することができます。
使い方は以下の通り。
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timeout タイムアウトする秒数 コマンド |
実際にやってみます。
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[root@kamotora ~]# timeout 10 sleep 1 [root@kamotora ~]# echo $? 0 [root@kamotora ~]# |
timeout時間を10秒として、sleepコマンドで1秒スリープさせています。1秒後にsleepコマンドは完了するので、timeoutにはひっかからず、正常終了となります。この場合のリターンコードは「0(成功)」です。
続いて、timeoutにひっかかる場合をみてみます。
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[root@kamotora ~]# timeout 1 sleep 10 [root@kamotora ~]# echo $? 124 [root@kamotora ~]# |
sleepコマンドで10秒スリープさせていますが、timeoutが1秒なので1秒後にはプロンプトが戻ってきます。
timeoutでひっかかった場合のリターンコードは「124」になります。