【Python】辞書~その1~ 辞書の基本
Pythonには辞書というものがあり、「{}」で表示します。
「キー」と「値」のセットです。
キーと値は、一般的な辞書のように「意味を知りたい言葉」と「その言葉の詳しい説明」の組み合わせのイメージです。
まずはキーと値のペアを持たない空の辞書。
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>>> a={} >>> a {} >>> print(a) {} >>> |
続いて、キーと値を持つ辞書の例です。
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>>> b={'kamo1':'tora1','tora2':'kamo2'} >>> b {'kamo1': 'tora1', 'tora2': 'kamo2'} >>> >>> print(b) {'kamo1': 'tora1', 'tora2': 'kamo2'} >>> |
値を文字列型で定義します。
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>>> c={'kamo1':'100','tora2':'50','kamo3':'8'} >>> c {'kamo3': '8', 'kamo1': '100', 'tora2': '50'} >>> print(c) {'kamo3': '8', 'kamo1': '100', 'tora2': '50'} |
値の箇所がシングルクォーテーションで囲まれていることがわかります。
なお、ここでは登録した順番に表示されていないことがわかります。辞書ではキーの順番は決まっていません。
続いて値を数値型にしました。
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>>> d={'kamo1':100,'tora2':50,'kamo3':8} >>> d {'kamo3': 8, 'kamo1': 100, 'tora2': 50} >>> print(d) {'kamo3': 8, 'kamo1': 100, 'tora2': 50} >>> |
先ほどはシングルクォーテーションで囲まれていた箇所が、数値そのものが表示されていることがわかります。
また、先ほどと同じく登録した順番には並んでいません。