sshコマンドは、接続した先のホストの鍵が、自身のknown_hostsに記載のない鍵だった場合に追加するかどうかを質問してきます。
追加しないと接続できないわけですし、一度yesを選択してしまえばknown_hostsに追加されるのでそれ以降は聞かれることはありません。
が、ちょっと面倒ですよね。
この場合、sshコマンドのオプションとして以下を指定してあげれば解決します。
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StrictHostKeyChecking=no |
「ホスト鍵のチェックをしない」という設定ですね。デフォルトは「ask」になっています。
この設定を入れることで、ホスト鍵のチェックをしなくなり、known_hostsに記載がなくても、追加するかどうか聞かれることがなくなります。
聞かれることがなくなったのは、自動で追加されているからです。
さて、使い方ですが以下の通り「-o」オプションの後ろにつけます。
たったこれだけ。
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ssh -oStrictHostKeyChecking=no 接続先 |
実際に接続してみましょう。
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# ssh -oStrictHostKeyChecking=no 192.168.1.1 Warning: Permanently added '192.168.1.1' (RSA) to the list of known hosts. root@192.168.1.1's password: |
追加するかどうかの確認プロンプトが出ることなく、「Permanently added ‘192.168.1.1’ (RSA) to the list of known hosts.」、つまり「known hostsにIP追加したよ」と言っているわけです。