伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」は続きが気になって一日で読んでしまった
伊坂幸太郎さんのデビュー作「オーデュボンの祈り」を読みました。
カモトラにとって伊坂幸太郎さんの小説はこれが2冊目。
購入したのはけっこう前ですが、積読になっていました。
タイトルの通りなんですが、ストーリーの中に織り混ぜられた謎が気になってしまい、一日で読んでしまいました。
面白かった!!
コンビニ強盗をおかした主人公に、はじまり、全てを知っているしゃべるかかし、反対のことしか言わない画家、暴力的な警察官など、魅力的・不思議なキャラクターがたくさん登場します。
450ページ強あるので読み終わるまでには時間がかかりますが、面白くて、一日で読破してしまいました。
速読をしたわけではないので約6時間かかっています。(カモトラは速読できません)
読み終わったあとは、なんとも言えない不思議な感覚に陥りました。
あとがきの解説にかいてありましたが、シュールな内容だと。
たしかにその通りかもしれません。
この作品に出てきた主人公は伊坂さんの著書ラッシュライフにも登場するようです。
著書同士で物語が繋がっているってことですが、そういった仕掛けもあり、次回はラッシュライフを読んでみようという気になりました。
そうそう、「この本のタイトルって何のことだろう」と思っていましたが、読み進めている中で納得しました。
オーデュボンは実在したジョン・ジェームズ・オーデュボン氏のことですね。祈りについてはネタバレになってしまうので控えておきます。