今更ながらWELQ(ウェルク)
去年の11~12月にかけてニュースを騒がしたWELQ(ウェルク)。
当時、ネットで検索してクリックしても中身が表示されないサイトが増え、検索にはひっかかるけど内容が表示されないサイトが増えていたようです。
DeNAが運営するWELQが記事を非公開にしたことで、サイバーエージェントやリクルートなども記事の非公開化を行ったようです。
きっかけはWELQに記載された内容が、医療の専門知識を持たない人が書いた記事であり、かつその内容に真偽の怪しい内容のものがあったりしたからです。
薬機法(旧薬事法。今は薬機法)違反の記事も多くあったようです。
クラウドソーシングを使って記事を作成し、更にSEOで検索上位に来るよう一日に大量の記事投稿していたようですね。
普通の人がみれば明らかに「これおかしいでしょう!」と思う内容であっても、こういった資本の力を使って Googleをだましていたわけですね。
Googleを騙したほどですから、きっと1つの記事をとってもSEO対策がしっかりされていたのでしょう。
良くないことではありますが、Googleも完璧な存在ではないと感じた次第です。
なお、2月3日、 Googleウェブマスター向け公式ブログにアップデートのお知らせがありました。WELQのようなやり方を実施するサイトに向けたの対策がなされたものと受け取れますね。
Google は、世界中のユーザーにとって検索をより便利なものにするため、検索ランキングのアルゴリズムを日々改良しています。
もちろん日本語検索もその例外ではありません。
その一環として、今週、ウェブサイトの品質の評価方法に改善を加えました。
今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。
その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
今回の変更は、日本語検索で表示される低品質なサイトへの対策を意図しています。このような改善が、有用で信頼できるコンテンツをユーザーに提供する皆さんを、正当に評価するウェブのエコシステム作りの助けとなることを期待しています。
引用元:https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/02/for-better-japanese-search-quality.html