建物の近くにある「定礎」という文字、見た記憶があるかたも多いのではないでしょうか?
これ、なんだかご存知ですか?
建築の着工に際して礎石を据えること。建築工事を始めること。
引用元:goo辞書
そして、その定礎と書かれた石の中には、なんと箱が入っているのです!
「定礎石の中には銅製の定礎箱があり、そこに氏神のお札、建築図面、建築主や関係者の名前が書かれた銘板などのほか、定礎式が行われた日の新聞、流通している硬貨一式、その他話題になっているものなど、後から開けて建築当時を偲べるようなものを入れます。いわゆるタイムカプセルのようなものです。しかしこれはあくまでも習わしとして言われているもので、実際に中へ入れるものは建築主さんとご相談しながら決めていくというのが基本です」
引用元:suumoジャーナル
定礎箱、タイムカプセルのようなものと説明されていますが、通常のタイムカプセルとは違い、建物の取り壊しまではあけることがないようです。